ネットカフェ難民の実態を告発 立命大民青班
立命館大学の民青同盟SPI班(産業社会・国際関係・政策科学の各学部合同班)は、17、18の両日開催された同大学の学園祭で、ネットカフェ難民の実態を告発するパネル展を行いました。パネル展には2日間で約150人が訪れました。
この展示を行うにあたって、SPI班は三条河原町にあるネットカフェ4店舗を訪れ、実態を調査。ネットカフェに寝泊りしている15人から話を聞きました。
展示では月収12万円で週3~4日ネットカフェに寝泊りしている55歳の女性がいたことを報告し、京都にもネットカフェ難民がいることを明らかにしました。またネットカフェ難民に陥る原因は、政府による労働法制の規制緩和にあり、新自由主義政策からの転換が必要だとの解説も展示しました。
18日には日本共産党の宮本たけし衆院比例候補(元参院議員)も訪れ、同盟員の説明を聞きながら熱心に展示を見学していました。(山手四郎)