法的手段も含め次の段階検討している
大山崎町の「民主町制の会」は9日、臨時町議会で水道事業会計補正予算案が可決されたのを受け円明寺ガ丘自治会館で議会報告会を行い、40人が参加。真鍋宗平町長が、府営水の受水費を支払うための予算措置について説明しました。
真鍋町長は、支払いを拒否し続けた場合に、延滞金が課せられる可能性があることや、今後、水量協議を求めていくうえで、府の請求を無視することによる不利益を避けるためのものであることを説明し、「不当な請求であり、納得して払うわけではない」と強調しました。その上で、府との協議が進まなければ、払った分を返してもらうなど、法的手段も含めた次の段階も検討していること伝え、「水問題は解決に時間かかるが、粘り強く、賢くとりくむ必要がある。辛抱強く革新町政を支えてほしい」と呼びかけました。
日本共産党の安田久美子議員が、賛成した野党議員らが「払うなら異議を撤回すべき」「異議申し立てはパフォーマンス」などと発言したことを紹介し「府の立場に立ったもの」と批判しました。
参加者からは、「党利党略でなく、値下げを望む住民の立場に立つことが大事。民主町政を前進させよう」などの声が出されました。