教育の「構造改革」路線と対決 京教組大会
京都教職員組合(藤本雅英委員長)は3月4日、京都市左京区の京都教育文化センターで第68回定期大会を開き、▽憲法・教育基本法を守る共同を広げ、生かす社会と学校づくり▽対話と共同を軸に人間性あふれる連帯と共同の社会・地域・学校・職場をめざし―の2本柱の運動方針と府知事選のたたかいを盛り込んだ議案を採択し、新役員を選出しました。
藤本委員長は、子どもを守る府民的共同の取り組みや憲法・教育基本法の改悪を阻止する運動の重要性を訴え、教育の「構造改革」路線の対抗軸としての「参加と共同の学校づくり」を呼びかけました。
民主府政の会の衣笠洋子候補は、「30人学級や府南部の高校統廃合ではなく、学校も先生も増やします。国会で改憲を通す国民投票法案を提出させないため憲法を生かす京都を一緒につくりましょう」とあいさつしました。
日本共産党を代表して井上哲士参院議員が来ひんあいさつしました。
選出された役員は次の通り(敬称略)。
委員長=藤本雅英
副委員長=松橋秀男(以上再)、寺内寿(新)
書記長=梶川憲(再)。