4日から京唐紙の老舗、唐長の「桜」展が左京区の「修学院工房」と中京区の「三条両替町インテリアサロン」で始まりました。今年で3回目。16日まで開かれています。
三条サロンでは、11代の千田堅吉氏作の額をはじめ、桜がデザインされた灯りや小箱などが飾られています。額に使われている版木は「枝垂れ桜」。ブルー・赤・黒の和紙に桜の花散らしで朝もや・陽の射光・夜の霧をあらわしています。このほか「桜草唐草」「菊桜」などの文様の和紙、和風のランプ「灯り」には琴霞が摺られた和紙に桜の花散らしが浮かび上がっています。