宮本たけし候補「後期高齢者医療制度推進したのは自民・公明」
日本共産党の宮本たけし衆議院近畿ブロック候補、石村かず子京都3区代表は19日、伏見区の西大手筋、藤森と東向日のサティ、長岡京イズミヤと精力的に街頭演説を展開しました。
宮本候補は後期高齢者医療制度についてのべ「75年間苦労してやってきたのに、早よ死ねと言わんばかりのお年寄りだけ集めた保険制度。しかも払わん奴がいるから年金から天引きと、ほんとにお年寄りを差別する医療制度です」と、これを強行する自民党と推進役の公明党を痛烈に批判。さらに道路特定財源問題で中央では民主党は大反対を主張しているものの地元に帰れば第2名神などの建設推進で声がかすれる民主党であり、はっきりしている日本共産党を大きくしてほしいと強調。国会で穀田恵二、吉井英勝さんといっしょに働かせて欲しい、そして京都3区の石村かず子さんを国会に送り出して欲しいと訴えました。
石村氏は後期高齢者医療制度について「地獄の坂道を転げ落ちるようで、こんな制度何とか止めてほしい」、「介護保険に加えて医療も天引き、一体誰が決めたのか。私は許可してません。ほんとにひどい」など差別医療制度への怒りが一気に吹き出している状況を報告しました。漁船沈没させたイージス艦「あたご」建造など膨大な軍事費を見直せば医療や社会保障は一気に解決すると強調。お年寄りのいのちを守り、社会保障制度を守るためにはなんとしても日本共産党を大きくのばして欲しいと訴えました。
演説を聞いていた高齢者は「私は働いてきたのに無年金者、いったいどうしたら国保料払えるのやら、むちゃくちゃです。共産党さんに勝ってもらわんと」と心境を語っていました。宮本、石村両氏は本番並みのリレー街宣を精力的に行いました。(仲野良典)