力作ずらり100点 年金者組合伏見支部
年金者組合伏見支部主催の第7回文化作品展が21日、伏見区役所深草支所において開催されました。当初は個人宅などで行われていましたが数年前から会場を深草支所で開催するようになり、大勢の市民に親しまれるようになりました。
出展はのべ45名、約100点あまりで、油絵、水彩画、ちぎり絵、墨彩画、書、篆刻、版画、写真、工芸部門では和服リホーム、わら工芸、手芸品、折り紙トールペント、ロマンドール、美しいみやこ毬から生け花まで多彩な分野に及んでいます。高齢者のみなさんはプロ顔負けの作品づくりにますます磨きをかけています。
「シダレザクラがみごとに描かれているね」とシダレザクラ満開のちぎり絵の大作に見入る人や、「平和いろはカルタ」の読み札原書を一句一句音読しながら鑑賞する人も。ガラスに映し出された水墨龍の幻想的な写真、和服リホーム作品には「こんなに上手にきれいに仕上げられている、すごい。欲しいね」の声。丁寧に仕上げられた草履や靴などのわら工芸や漢詩の書などに観覧者は一点一点見入っていました。
会期は25日まで午前9時から午後5時まで(最終日は午前中)。無料。(仲野良典)