吉田容子弁護士「人身売買大国ニッポン」を批判
立命館大学衣笠キャンパス(京都市北区)で活動している民青同盟JL班(法・文学部合同班)は、9日、立命館大学法科大学院教授の吉田容子弁護士を招いて新歓企画「ジェンダーと法~弁護士が語る人身売買大国ニッポン~」を大学内で開催し、学生36人が参加しました。
日本はアジアや南米など貧困地域から性的搾取を目的に女性が連れてこられる国となっており、国際社会から非難されています。
吉田弁護士は「日本は性的搾取を目的とした人身売買が多い。それは客がいるから成り立っている。需要がなければ逮捕されるかもしれないので連れてこない」と、日本人加害者の加害者意識の低さを指摘しました。
また弁護士の仕事について「自由に好きなことができるが、すべて自分の責任。やりたいことがあるならいい仕事」と述べ「裁判官の誤りを指摘し、間違った判断を正すことができる」と魅力を語りました。(山手四郎)