「げんなり! 最賃伝説」スタート
京都総評青年部は1日から1カ月間、京都府の最低賃金(時給700円)で生活し、最低賃金を1000円以上に引き上げることを訴える「げんなり! 最賃伝説。~第5章~」を開始しています。
今年は22人が「最賃生活」に挑戦。目標は最低賃金の低さの実態を知らせ、署名を1万人分集めることです。
6日は、青年部のメンバーらが京都市右京区の阪急西院駅前で街頭宣伝を行い、最低賃金を1000円以上に引き上げることを求める署名を呼びかけました。
宣伝に参加した男性(20)=山科区=は「最賃生活」に挑戦しています。「1日1000円以内に食費を抑えています。今月は飲み会が2回ありましたが、1回はあきらめました。今の最低賃金では人間らしい生活ができません」と訴えながら署名を集めています。
京都総評青年部の奥西史樹副部長は、「今の最低賃金は700円で、生活保護水準以下です。最低限の生活をするには時給1000円は必要です。署名1万人分を目標に、たくさんの人にアピールしていきたい」と話しています。