最高気温37・4度の猛暑日になった20日、京都市伏見区の城南宮で例祭「お涼み」が行われ、2本の氷柱が本殿前に供えられました。
猛暑の中、暑気払する参拝者に納涼気分を味わってもらおうと戦後に始められたもので、氷柱には「無病息災」「方除安全」と書かれたお札や榊、垂(四手=しで)が入れられています。
こどもらが氷柱にさわって「ひゃー冷たっ!」と歓声をあげ、ある女性は「気持ちいいね」と、首筋やおでこを冷たく濡れた手で拭っています。夕刻からは雅楽も演じられ、参道には100軒ほどの屋台も出店されて大勢の参拝者で賑わいました。(仲野良典)