陶器祭 猛暑のまっただ中、清水焼団地(京都市山科区)では第34回陶器祭が25から27日の3日間開催されています。
 清水焼団地協同組合主催で約80店が窯元店やテント出店し、約50万点の焼き物を平常の30パーセントから50パーセントoffで消費税も還元という激安で販売しています。初日の25日は朝から炎天下の中、京都市内や近畿圏から大勢の来客が手頃な茶碗や皿、花瓶、コーヒーカップなどを手にとっての品定め。
 奈良から訪れた女性は「毎年このお店に来ていろいろ買ってます。店主に顔も覚えてもらって安くしてもらってます。9000円と15000円のお茶碗もまけてもらいました」とほくほく顔。また高校時代に同級生だったという大阪・京都・奈良の女性3人グループは「五条坂の陶器祭には行ったけれど清水焼団地は初めて。楽しいしゆったりしている」と好評です。
 店主は、「近隣の観光ついででなく、焼き物を買う目的でこられまっさかいに張りがあります。今年の出足は例年よりちょっと少ない。連日の焼ける暑さか、懐が厳しいのかわかりませんけど。明日、明後日に期待してます」と話しました。(仲野良典)