冷たさ4点セットの転換を 25日志位委員長の演説(要旨)
25日、四条河原町での日本共産党志位和夫委員長の演説(要旨)は次のとおりです(文責・見出し:編集部)。
みなさん、こんにちは。衣笠洋子さんの街頭演説に足を止めて聴いてくださりありがとうございます。まず、最初にお礼を申し上げます。
この選挙は、「オール与党」に担がれた相乗り官僚候補と「民主府政の会」のみなさんが立場や思想信条の違いを超えて京都を良くしようとの思いを集めてたたかっている衣笠洋子さんと一騎打ちのたたかいです。
頭数だけ多いが中身のない「オール与党」陣営
この選挙の構図、相手の陣営は政党の頭数だけは多い。自民党、公明党、民主党に社民党まではいっている。「オール与党」の陣営です。しかし、中身があるでしょうか。
小泉政権、自民・公明政権。去年の夏の総選挙のときは「改革」と叫ぶと、「わーっ」と人気が上がったものですが、随分今はボロボロになっているのではないですか。今年に入って、耐震偽造、ライブドア、官製談合、BSE。さらに「格差と貧困」、いろんな害悪が噴出して、小泉改革はもうボロボロになった。
それといっしょになって担いでいるのは民主党です。民主党は偽メール事件を起こしてペコペコ自民党に謝ってばかりいるじゃないですか。「逆イナバウアー」と言われているそうでありますが、こういう情けない政党が一緒になって手を組んだところで、相手の中身はない。府民のみなさんから見たら中身はカラッポというのが相手の陣営じゃないでしょうか。
3万人の痛切な声
私は、衣笠洋子さんと「民主府政の会」というのはまったく正反対だと思います。衣笠さんは母親運動をずうっと長いことやってこられ、平和運動や憲法運動でも府民の暮らしを守る運動でもつねに府民の目線で庶民とともに歩んでこられた方です。
そして、こちらにうかがって驚いたのは、「民主府政の会」が府民のみなさんにアンケート活動をやって、3万人をこえる方々からの痛切な府政への声を集めて、冊子にしたとうかがって拝見しました。
こういう活動っていうのは本来は府がやって当たり前のことですね。ところが96年以降、京都府はやらなくなった。その中で、「民主府政の会」が堂々と立派なアンケート活動をやって3万の声を集めて、この3万の声に支えられて衣笠さんがんばろうといっているわけですから、どんなに民主主義の大義があるかは明瞭ではないでしょうか。
アンケート結果を見ると60.6%の人が今の府政に「不満だ」と答えておられます。つまり、6割の方が府政の転換を求めている。どうぞみなさん、この声を衣笠さんに大きく合流して4月9日にはすばらしい春を呼ぶ勝利をご一緒に勝ちとろうではありませんか。よろしくお願いします。
「小泉改革の害悪」が一番ひどくあらわれた京都
さてみなさん、国の政治を見ますと、「小泉改革の害悪」というものが、今、大問題になっていますが、この中でも一番深刻なのは国民の中に貧困が広がっている、そして、弱肉強食の寒々とした格差社会が広がっている、ここに一番の問題があると思います。
この害悪が、京都で一番ひどい形で表れていると知り、大変胸が痛みます。京都の事業所の減少率は全国で一番悪いクラスだと聞きました。日本が誇る伝統産業、地場産業が不況においやられ、この3年間で2万3000もの事業者がなくなったとうかがいました。
13万人が働く場所を奪われて、不安定な雇用が急増している、格差社会の弊害が日本の中でも一番ひどい形でこの京都にあらわれているということは、なんとしても府民のみなさんの手で、私達の手で変えていかなければいけない現実ではないでしょうか。
みなさん、こういう時こそ地方自治体の出番のはずです。地方自治体というのは何のためにあるのか。かつて蜷川民主府政の時の合言葉だった、“住民の暮らしを守る”ここに地方自治体の一番の仕事があります。特に、弱い立場にある方々の命と暮らしを支える、これが地方自治体の役目だと思います。
府政の冷たさ4点セット
ところが今の山田知事さんは、「小泉改革」が大好きだそうで、「私も同感だ」とエールを送り、国に輪をかけた弱肉強食のひどい政治を府政に持ち込んでいます。今、国では4点セットというのが話題になっていますでしょう、今の知事さんが府政に持ち込んだ「府政の冷たさ4点セット」、これをこの場で告発したいと思うんです。
第1…弱いものいじめに心いためない
福祉の心削る生保世帯への見舞金廃止
まず第1、立場の弱い方を痛めつけて、そのことに心を痛めないという政治がまかり通っているのではないでしょうか。例えば、生活保護の問題です。生活保護世帯は全国で100万世帯に増えましたが、小泉内閣は、老齢加算を廃止する、母子加算を廃止する、次々にこれを切り下げ切り捨てる、冷酷な政治をやってきました。
この京都では、老齢加算の廃止は憲法違反だと勇気をもって、裁判を起こしてたたかっている松島松太郎さんのたたかいが全国を励ましていますね。松島さんは「老齢加算廃止されたら、お刺身を食べることもできない、年に一回くらいの国内旅行もできない、貧しい年よりは貧しい食事とただ寝るだけでよいとでも言うのか」。こういって裁判に訴えておられますけれども、こういうたたかいをしなきゃならないような、ひどい弱いものいじめの政治が国から押しつけられています。
ところがみなさん、山田府政はこの国の冷たい仕打ちに立ち向かうどころか、府独自にやっていた生活保護世帯への見舞金を廃止してしまいました。この見舞金というのは蜷川さんの時代に府独自に作った制度ですけれども、1人世帯の場合、夏季見舞金2700円。歳末見舞金5200円。額は少ないですけれども府独自の上乗せをしていたんです。ここには国の生活保護の基準では暮らしていけないという国への抗議の意思が込められていた制度だと私は思います。
これをばっさり削ったのは単にお金を削っただけじゃない、福祉の心を削ったものです。憲法25条の生存権への挑戦として、私は許すわけにいかないのではないかと訴えたいのであります。
理不尽な障害者への制度廃止
障害者の方々はどうでしょう。小泉内閣は障害者のみなさんの自立の道を閉ざす自立支援法なるものを去年強行しました。これが4月に実施されます。矛盾が全国で噴出しております。たとえば共同作業所に行く。ところが障害者の方が、共同作業所で働くとなんと利用料をとる。同じ仕事をしているのに、障害者の方から利用料をとる。このむごいやり方が去年通され、4月から施行されようとしています。
ところが、ここでも山田府政がやっていること、どうでしょう。国の冷たい仕打ちに追い討ちをかけるやり方を持ち込んでいると私は思います。昨年、京都で障害者に関わって府独自の2つの施策が廃止になりました。
1つは養護学校高等部進路支援事業というものです。養護学校の進路担当の先生が、卒業生の方の新しい職場を開拓したり、就職後もちゃんと定着できるようにフォローしたりする。そのために、その仕事に当たれるように先生を補充するという制度ですが、バッサリこれ廃止になったんです。
もう1つ、共同作業所機能向上支援事業。障害者のみなさんの共同作業所に、技能や技術を持った人を派遣して、作業所の技術の向上を図って、障害者の雇用を確保する。こういう制度ですが、これも廃止になった。2つとも廃止になった。みなさんこの廃止に少しでも道理があるでしょうか。
私はインターネットで調べておりましたら、こういうふうに出てくるんですね。府が作った事務事業評価調書って言うものに、それぞれの事業の効果や、それを廃止したらどうなるかということを自分で調べている。
さっきの養護学校の進路支援事業費の調査票を見ますとね、事業の効果「十分な効果が上がっている」。こういって事業を廃止した場合の影響として、「養護学校高等部生徒の新しい職場開拓に支障をきたす」。自分でこんなことをやったら大変だと評価しています。
それからもう1つ。共同作業所の方の支援事業の調査票です。この事業についても「期待した効果があがっている」と評価した上で、廃止したら「障害者が地域の中で就労できる場の確保について支障が生じる」と書いています。
みなさん、府みずから「効果があって廃止したら支障が生じる」と評価しておいて、2つ合せても、年間3800万円です。府予算の0・005%。わずかなものまで削りとる。こういう理不尽な冷たい政治は絶対私は許してはならないと思います。まず地方自治体は暮らしを守るためにある。そして立場の弱い方々にまず優しい政治をやってこそすべての府民に優しい政治ができると私は思う。そういう本当の自治体を衣笠さんで取り戻していこうではありませんか。
第2…府民の声に耳をかさない官僚府政
第2の問題です。今の官僚府政は府民の声に耳を貸さない府政だということを、冷たさ4点セットの2つ目に私は言いたい。先ほどの「民主府政の会」のアンケートを拝見しました。そうしますとですね。最初のところに「府政改革に一番望むことは何ですか」ということが書いてあって、第1位は何か。「府民の意見を聞くこと」と書いてありますよ。43・1%。どんな府政改革も府民の意見を聞いてやりなさい。これが府民の声だということをこのアンケートははっきり私は示していると思います。ところがですね。今の知事さん耳を貸さない。
使いづらい乳幼児医療費助成制度
例えば、乳幼児医療費助成の問題です。これは府民のみなさんの長いたたかいと、熱い思いと運動に押されて就学前までの乳幼児の医療費助成の拡充に踏み切らざるを得なくなったわけでありますが、3歳以上のお子さんについては、通院した場合、月8000円までは自己負担。そして償還払いという2重の使いづらい制度になっています。
向日市の市民団体の調査では、8000円以上は助成の対象になる。これは自己負担8000円以上ですからね。わずかなんですね。15%しかいない。しかも、償還払いっていうのがひどいんですよ。病院の窓口でいったんお金を払う。あとで役所までとりにいくんですね。しかし、役所っていうのはみなさん、休日はやってませんでしょ。
ですから仕事を持っている人はとりにいけません。向日市の調査では、半分の方が結局償還払い受け取っていないっていうんですね。「使うな」といわんばかりの制度が償還払いなんですね。
二重に使いづらい制度をつくった結果、9割の子どもさんが、せっかくつくった医療費助成の制度から排除されているというのが実態であります。みなさん、この乳幼児の問題。この制度を拡充するには、全府民的な署名運動やたくさんの要求が寄せられたと思います。
今、府内28市町村があるうち25市町村では償還払いをやめて、窓口給付に変わってる。あるいは、8000円の減負額、自己負担を引き下げる。こういう上乗せ助成をやってます。
ところが、府だけは絶対やろうとしていない。「この8000円と償還払いやめなさい」。いくら言っても「全国で1番進んだ制度だ」と全然理屈にもならない理屈を言って、使いづらい制度を続けている。これは変えなきゃならない。とくに、京都市は府がそれをやっているもんだから、これに右ならえして、この冷たい制度、続けてますでしょ。
よく「府市協調」と言いますけれども、私に言わせれば、「府市共犯」で、悪い政治を押し付けている。ですから、とりわけこの京都市内から「使いづらい制度を直せ」、「衣笠さんで子どもさんに安心して医療が出来る京都をつくろう」この願いを託していただきたい。このことを心からお願いしたいと思います。
社会復帰の希望奪った洛東病院廃止
それからみなさん。府民の声に耳貸さずという点では、この近くにある洛東病院の廃止問題も私は大問題だと思います。これは1973年に、当時の蜷川さんのもとで、リハビリ医療の拠点として整備されて、大きな役割を果たしてきた府民の大事な財産でありました。多くの府民の皆さんと患者の方々が、自由が利かない体を押して、反対の運動を広げ、3万を超える廃止反対の署名が寄せられたと伺いました。これを無視して、「経営の視点が大事だ」、経営の一言で、これをつぶしたのが、今の知事さんだった。
みなさん、私どもの「しんぶん赤旗」に、この病院に通っていらっしゃった患者さんのある方からこういう声が寄せられました。「リハビリは失った機能を回復させるだけでなく、人間として再び生きていく希望を見つけ出すことでもあります。知事は希望の京都と盛んに言っていますが、ならばなぜ社会復帰の希望の砦(とりで)だった洛東病院をつぶしたのですか」。
この声になんと答えるのか。みなさんリハビリというのは本当に大事です。やはり不自由だった手足で、少しでも戻れば本当にうれしいものです。ご本人にも、介護しているご家族にも本当にうれしいものです。それは希望です。「希望の京都」と言いながら府民の希望の光を奪ったこのやり方は断じて、許すわけにいかないではありませんか。
みなさん、自治体とは何か。住民が主人公の機関であります。住民が主人公である以上、住民の声を聞くのが自治体の基本の姿勢でなければなりません。3万人もの署名を無視する。冷たい知事を続けさせるのか、逆に3万人のアンケートの声に応えたあったか府政に転換させるのか、答えははっきりしているんじゃないでしょうか。こういう点でもどうかよろしくお願いいたします。
第3…国の悪政押し付ける「総務省の京都出張所」
さて、第3の問題です。もう自治体と言えなくなっています。国の悪い政治押しつけの、総務省の京都出張所になっている。例えば、国保証の問題です。国が国保料を払えない方から国保証を取り上げろ、法律の悪い改定をやる。そうしましたらそれを一番に熱心に実行に移したのが京都の前の知事の荒巻さんの時代です。保険証を取り上げろという文書をすべての市町村に送りつけて、国言いなりに保険証取り上げを号令しました。
今の知事さんはこれを継承すると言って、国保証の取り上げ自体は前の府政時代の1・3倍にさらに増えました。滞納世帯に占める取り上げは、全国平均が29・6%、京都では36・9%。東京都の2・5倍、大阪の1・5倍。全国的にもひどい取り上げ率です。例え、お金が払えないからということだけで、命にかかわる保険証を取り上げることを絶対やってはならないのが自治体ではないでしょうか。
全国どこにもない、市町村締め上げプログラム
私、それに加えて驚いたことがあります。ここに持ってまいりましたが、昨年、現知事のもとで「市町村経営改革支援シート」というのを出したんです。ご存知でしょうか。私も読んで驚いた。こんなものを作っているのは全国でもほかに見たことがないぐらいです。国言いなりで市町村を締め上げるプログラムが満載されているんですね。
昨年10月、知事が市町村経営支援という新しいプロジェクトを立ち上げて、自己診断をやれということを言いつけたのがこの「経営改革支援シート」なるものなんです。何が書いてあるのか。市町村の仕事を、自治体が自治体でなくなるようなひどいものにきりつめよ、ということが書いてある。
例えば、「手数料・使用料の適正化、受益者負担」という項をめくりますとね、こういう項目が並んでいるんですよ。「使用料及び手数料水準の検討を定期的に行っているか」、つまり公共料金を定期的に値上げせよという号令なんですね。
それから、「現在無償でも有料化を検討すべきものがないか」。例えば、京都市ではごみが有料化になったでしょ、大問題になっているとうかがいました。号令をかけているのは実は、府がこういう紙を出して、無償のごみを有料にしようという号令をかけている。
さらに、「国基準のあるものについては国基準に対する水準を維持しているか」。例えば、保育料、国保料、国の基準以上に値上げせよという号令をかけている。さらに、隣の自治体に比べて安い料金はないか、安いものがあったら全部正す、これをお互いにやって、値上げ競争をやりなさいと言っているんです。こんなものを出しているんですよ。
最後に、民営化、民間委託をじゃんじゃんやれ、最後のページはすごいんです。病院についてこう書いてあります。「統廃合や経営委譲について検討しているか」。この号令をもとに、いま舞鶴の市立病院が縮小・民営化されようとしている。あるいは京丹後市の市立弥栄病院の産科が休止に追い込まれる。こういう事態が次つぎ起こっている。号令をかけているのは府なんですね。
総務省の天下り3点セット
今、京都の府政は知事も総務省の天下り、副知事も総務省の天下り、そして総務部長も総務省の天下り、3点セットがそろっている。天下りが全国でも例のない異常な総務省の出張所になっている。それだけじゃない、市町村まで総務省の出張所にしようとしている、改造しようというのが、今の知事のやろうとしていることであります。
みなさん、これはおよそ地方自治というものをまったく理解してない、こんな市町村を切り捨てるようなやり方を絶対に許してはなりません。地方自治というのは、市町村から住民の声でつくっていくものです。そういう本当の自治をとりもどしていこうではありませんか。
第4…伝統産業壊し、大企業に大判振る舞い
最後にみなさん、第4の問題です。4点セットの最後に申し上げたいのは、いま京都府政では伝統産業を壊し、大企業に大盤振る舞いのかぎりを尽くしているという問題です。京都には友禅をはじめ日本に誇る伝統産業があります。伝統産業に予算を4億円余りから2億円余りに逆に減らしてしまった。その一方で、大企業への大盤振る舞いはいまの知事さんになってべったりの一方です。
私、ちょっと驚いたのは山田知事が昨年暮れに大企業が京都府に工場や本社を移転したら補助金を出すという「雇用創出」のための「企業立地促進条例」というのを改定して、限度額を5億円から20億円に引き上げた。こういうことを聞きました。この使い方がひどい使い方ですね。
村田製作所という大きな企業がありますが、長岡京市内に本社があります。長岡京市内で本社の別の場所に移した。そうしましたら、そんな近いところに本社を移したのですから、京都府民の雇用はただの1人も増えませんが、これだけに1億円をポーンと渡した。
さらにこの企業が滋賀県や福井県の工場から労働者を連れてきた。そうしたら新しい雇用を増やしたと5000万円をポーンと追加した。1億5000万円にした。しかしみなさん、長岡京市の中で本社を移動させて、ほかの県から労働者を連れてきたところで、京都の府内で雇用はただの1人も増やしてないではないですか。それなのに1億5000万円ですよ。こっちの方はケタ違いにお金を出してやる。これは間違った政治です。
雇用の支え手になっているのは中小企業のみなさん、地場産業のみなさん、伝統産業のみなさんが京都の雇用を支えているんじゃありませんか。こういう方々への補助を半分にしておいて、そのお金をそっくり大きな企業にやる。相手の会は「活力の会」といいますが、本当の活力というのは京の町衆の活力、伝統産業、中小企業の活力を取り戻すことが、京都が本当に栄えるのではないでしょうか。どうか、この点でも衣笠さんに支持をお寄せください。よろしくお願いします。
冷たさは平和破壊につながる
みなさん、冷たさ4点セットといいました。弱いものいじめ、府民の声を聞かない、国の悪い政治押しつけの出張所、そして伝統産業を壊して大企業に大盤振る舞い。冷たさ4点セット、すごいですね。ですから、やっぱりあったかい府政に転換しなければいけません。どうか、あったかい政治、府民のみなさんと心がかよう政治への願いを衣笠洋子さんへ託してください。お願い致します。
そして最後に強調したいのは、こういう暮らしへの冷たさは平和を壊すこととつながっているということです。いまの知事さんは、全国知事会で憲法改定をやろうという主張をやったそうであります。みなさん、人間の命を一番支えている、戦争への道を開く憲法を壊すというというところに、根っこでつながっているのではないでしょうか。
憲法九条守る願い衣笠さんへ
憲法25条を守る、憲法9条を守る、平和の願いを衣笠洋子さんに託してください。京都のみなさん、憲法9条を力強く守りぬくと宣言しておられる知事が誕生しましたら、いま国ですすめられている9条改憲の動き、ストップしちゃいますよ。改憲勢力は腰を抜かしますよ。
ぜひ、そういうすばらしい春を呼ぶ勝利を4月9日には勝ち取りましょう。「日本の夜明けは京都から」。どうかみなさんの力で衣笠洋子知事の誕生のために、最後の最後までのご支援をお願いしまして、私の訴えとさせていただきます。ありがとうございました。