さの候補「必ず市会に」、出発式で訴え街頭へ
京都市議南区補欠選挙(改選数1)が29日告示され、日本共産党の、さの春枝候補(61)=元吉祥院病院ケースワーカー・南区生活と健康を守る会副会長=が午前8時半から、九条通七本松の事務所前で出発式を行い、「あらゆる弱い立場の人の力になりたい。みなさんの力で市会へ送ってください」と決意と訴えを述べ、街頭に元気いっぱい飛び出しました。
出発式には138人が参加。応援に駆けつけた、こくた恵二衆院議員・国対委員長は、7割の人が内閣府調査で「生活が不安」と答えていることなどを紹介し、自公の悪政対国民の怒りの対決構図になっていると強調。「全国が注目している選挙。南区の革新的伝統で、さの候補を市会へ押し上げてください」と呼びかけました。
石川和司南地区委員長は、後期高齢者医療制度廃止の一点で思想信条の違いを超えてかつてない支持が広がっていることを紹介し、「1人を選ぶ選挙で勝ち抜こう」と訴え、行動を提起しました。
医師で唐橋診療所の足立明所長は、「さのさんの人柄や実績を、1回り、2周り広げてほしい」と支持を訴えました。
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同選挙には自民党新人(44)=元京都市議の長男=が立候補しました。