乙訓革新懇講演会 乙訓革新懇主催の講演会が30日、長岡京市内で開かれ130人が参加しました。
 経済学者の大槻久志さんが講演。資本主義の成り立ちから説き起こし、アメリカのサブプライムローンの崩壊、先進国製造業の空洞化、新興国への生産拠点の移転を批判しました。
 日本の財政再建は経団連や自公政権では決してできないこと、EUのように東アジアでの経済共同化の道が求められていることが力説され、このためにも民主的政府の実現が必要とのべられました。
 参加者からは「アメリカ経済の行き詰まりがよくわかった」「経済の話をまとめて聞けてよかった」などの感想が寄せられました。(梅林照夫)