汚染米 流通経路の解明と安全確保せよ 共産党京都府議団
「三笠フーズ」が汚染米を食用として流通し、京都府内の保育園、障害者・高齢者施設など26カ所に納入、消費されていた問題で、日本共産党京都府議団(新井進団長、11人)は12日、山田啓二知事に対し、全容解明と安全確保、再発防止を求める緊急の申し入れを行いました。
申し入れでは、不正を長期に見抜けなかった農林水産省の「汚染米」の取り扱いと検査体制の問題点が明らかになりつつあると指摘し、○「汚染米」の流通経路の全容解明と府民への情報開示○給食として提供された施設関係者の健康調査○相談窓口の設置○国に対し、ミニマムアクセス米の「汚染米」の市場への流通禁止と義務的輸入中止などで日本の食料自給率を抜本的に引き上げる対策を要請、などを求めています。