第21回醍醐母親大会が19日、伏見区の醍醐交流会館で開かれ、約50人が参加しました。
 「女性が変われば明るい未来 学んでしゃべって手をつなごう」をテーマに、衣笠洋子さんが講演しました。54年前モンペとワラぞうり姿で第1回世界母親大会に参加したふつうの女性たちの運動が今につながっている話に深い感動を呼びました。
 地域交流では「子どもたちの笑顔を消したくない」「憲法25条が守られてない」「醍醐山の自然を守って住みよい街に」「くらしが大変」「子どもたちはテストづけ」「市営住宅の風呂釜の修繕は、京都市の責任で」などの話題で盛り上がりました。
 中でも双子を持つ若い母親が、新婦人の親子リズムに出会い、仲間の中で自分を取り戻した話に、参加者一同元気をもらいました。1人の悩みは、その人だけのものではないことを学び、手をつないで政治を動かす地道な母親運動に確信を持ち、閉会後、醍醐駅前で宣伝を30分間行いました。(久保絹子)