子どもの笑顔あふれる養護学校に 保護者らがつどい
八幡と宇治両市への養護学校新設(八幡2010年、宇治2011年)をめぐり、保護者や教職員らは6日、宇治市の城南勤労者福祉会館で「子どもたちの笑顔あふれる新設南部養護学校をつくるつどい」を開きました。90人が参加。養護学校新設を求めて運動してきた「宇治市・城陽市・八幡市に養護学校をつくる連絡協議会」が、知恵を出し合い新設校をより良いものにしようと開いたもの。
「宇治市に養護学校をつくる会」千藤浩一代表があいさつ。保護者らから「子どもは喜んで学校に行っている。新しい学校でもすばらしい時を過ごせるよう、先生や学校と意見を交流していきたい」、「学校新設を求めて運動しながら、実現を待たずに卒業した子や親の分まで運動したい」「地震などに備え、八幡だけでなく宇治の学校にもスロープをつけて欲しい」などの意見が出されました。
つどいでは、2校開設にともない京都市伏見区の桃山養護学校の閉校が計画されていることに存続を求める声が強く出されました。同協議会の事務局が○桃山の閉校反対○宇治、南山城両校の過密解消へ規模の適正化○城陽市内にもう一校建設、などの提案をしました。(平山伸一)