緊急の炊き出しに88人 ソーシャルサービス協会ワークセンター
ソーシャルサービス協会ワークセンターは28日、京都市南区の高齢者会館駐車場で、生活困窮者のための炊き出しを行い88人が訪れました。雇用情勢のさらなる悪化への対応と市民から寄せられた支援物資還元のため、2、3両月は、通常の第2土曜日に加えて第4土曜日にも炊き出しを開催しています。
この日も開始20分前から豚汁の提供を待つ人の列ができました。衣類の提供では、春にむけてのスーツ、小物を入れるカバンを選ぶ人の姿がありました。
外尾英範理事長は、「年度末で雇い止めに遭う人がでることを予想すると影響が出始めるのはこれからだと思う」と話し、4月以降の開催回数についても検討することにしています。
ソーシャルサービス協会ワークセンターTEL075・691・9416。