自公の悪政なんとかしてほしい思いは共産党に 長岡京市で演説会
総選挙勝利目指して7日、長岡京市で日本共産党の井上哲士参院議員を迎えた演説会が開かれ、「今の自公の悪政をなんとかしてほしいという思いはぜひ日本共産党に」と訴えました。
井上氏は、総選挙は日本経済や暮らしの悪化を大もとから変える中身が問われる選挙と述べ、自民、民主党とも消費税増税や憲法9条改正など、同じ主張でその違いは「ちっぽけ」とし、大企業やアメリカにいいなりという政治の根本は変えようとしていないと批判。これに対し、日本共産党は「ルールある経済社会」、「自主・自立の平和外交」の2つの旗印を掲げ日本の進むべき道を指し示していると強調し、「政治を本当に変えてほしいという思いを持つ方は多い。その思いは日本共産党にお寄せください」と訴えました。
さらに井上氏は、アメリカのオバマ大統領が「核兵器のない世界を目指す」とプラハで演説した後、麻生首相が「核の傘の維持を」と訴えたと指摘。「政府はアメリカいいなりの体制にどっぷりつかりすぎて、新しい世界の流れに対応できず、これまで通りアメリカの軍事に追従することしかできない」と批判しました。
石村かず子衆院3区候補は、派遣切りされた若者が生活できない状況を紹介し、その背景は1999年に労働者派遣法が日本共産党以外の政党が賛成して改悪されたことによると指摘。「大企業から献金を受け取る自民・民主では、労働者のために大企業の派遣切りを正せない。企業献金も政党助成金も受け取らない日本共産党は、国民と一緒に働くルールを確立できます」と訴えました。
9月24日公示、10月4日投票でたたかわれる長岡京市議選挙(定数26)に立候補する藤本秀延、浜野利夫、瀬川光子、武山彩子、野坂京子、小原明大の6候補が決意表明をしました。