加茂町民の声を反映させよう 意向調査成功のつどい
加茂町の「さわやかな加茂町をつくる会」(松石弘代表)が23日、3町(木津、加茂、山城)合併の是非を問う「住民意向調査」(30日投票)を成功させようと、町文化センターで「つどい」を開き、町民ら約80人が参加しました。
松石代表が「調査は、住民の声を直接町政に反映できるチャンス。なんとしても成功させよう」とあいさつ。岩田君子日本共産党町議が報告し、木津町中心に進められたこと、住民サービスの後退が懸念されることなど、3町合併の問題点を指摘。「会として、投票とともに、早急な合併に×をつけることを呼びかけます」とのべました。
住民投票を成功させ合併しなかった奈良県山添村の奥谷和夫村議と住民投票実現に向けて1万人の署名を集めた木津町の田中康夫氏が、それぞれの経験などについて語り、激励しました。
住民は、3町合併への不安や意向調査を成功させる決意などを発言。同世代に投票を呼びかける「19歳勝手に代表組」を結成した泉川中学校の卒業生有志は、「これから加茂で生きていく若い世代がしっかりと意見を表現していきたい」と語りました。