夏越祓 京都市北区の北野天満宮で30日、大祓式(おおはらえしき)=「夏越の大祓」(なごしのおおはらえ)が行われ、参加者全員が茅の輪をくぐって御祓いをしました。
 茅の輪は、蘇民将来(そみんしょうらい)が素戔鳴命(すさのおのみこと)の教えに従って腰に茅の輪を下げたところ、子孫まで繁栄したという『備後風土記』に伝えられる故事によるもの。くぐることで罪やけがれ、厄難を祓い落とすことができると言われています。
 愛知県から来た女性(52)は、「インフルエンザなど祓って健康に過ごしたい」と話していました。