祇園祭鉾立て 祇園祭の主役である鉾を組み立てる「鉾建て・山建て」が10日、各鉾町で始まりました。
 大工方、組み立て方と呼ばれる職人が、くぎを1本も使わずわらの縄で木材を組んでいきました。
 鉾建に携わって10年以上という職人は、「縄だけで組み立てる『縄絡み』と呼ばれる伝統の技法を多くの人に見てもらいたい」と縄を締める手に力を込めます。
 鉾が組まれる様子を見にきた女性(28)は、「優雅な鉾の巡行が見られるのは、職人さんたちのおかげなんですね」と話していました。