反核平和小品展 京都の美術団体・新美が主催する恒例の「第24回反核・平和のための小品展」が、京都市上京区の「ギャラリーかもがわ」で始まりました。
 会員ら34人による絵画、書、版画、写真、彫刻、陶器など220点が展示されています。憲法九条を守ろうとの願いを込め、9をラテン語やタイ語など18カ国の言葉で書いた湯のみや、原爆が落とされ廃墟となった長崎の街にたちつくす少女を描いた絵画「奇跡の少女」などの作品が並びます。
 出点をした山田喜彦さんは、「みんな少しでも平和に貢献したいと、作品を持ち寄りました。日本画あり、洋画、パステル画あり、写真も風景から野に咲く花ありと、バラエティに富んでいるのも魅力です。売上金の一部は被爆者支援のために寄付します。ぜひ、見に来てほしいですね」と話しています。
 8日午後4時から、同会場で、立命館大学名誉教授の岩井忠熊さんによる「戦争と平和についての学習会」が開催されます。
 16日まで。