共産党のマニフェストに若者ら「それはいい」
「日本共産党といっしょに日本をかえるネットワーク・京都」(かえるネット京都)は12日、京都市中京区の三条河原町で、日本共産党総選挙のマニフェストを説明した「しんぶん赤旗」号外や学費ビラを示しながら、対話や宣伝活動を行いました。同党の成宮まり子京都国政委員長(参院京都選挙区候補)もかけつけマニフェストのパネルを示しながら、質問に答えました。
「選挙はわからないから、行きません」と話していた大学4回生の女性に、かえるネットのメンバーが学費ビラを示しながら「日本政府は無駄な公共事業に何兆円も使っているし、米軍のグアム基地移転に3兆円払っている。この3兆円を全部学費にあてると学費が無償になる」と説明。女子学生は「どうやったら投票できるんですか?行ってみます」と話しました。
20代の男性は「選挙に行こうか迷い中です。税金の無駄遣いが気になります。それに民主党は自民党を批判するばっかりで将来のヴィジョンを示していないと思います」と話します。かえるネットの青年が赤旗号外を示し政党助成金は非民主主義的で税金の無駄遣い、共産党はもらっていないことを説明すると、男性は「それはいいことですね」と話しました。
成宮さんはマニフェストパネルを使いながら宣伝。「共産党は政策を実行するための財源をどのように確保するのですか」などの質問に成宮さんは軍事費、思いやり予算を削減したり、大企業や大金持ちへのゆきすぎた減税をやめて、消費税に頼らず財源を確保できることを説明しました。
質問をしたOLの女性は「日本は国の財布をひっくり返してもお金はあまり出てこないと思っていたけど、ひっくり返したらしっかり出てくるんですね。共産党には頑張ってほしいです」と感想を話しました。