鴨川で遊ぶ子どもたち
気温30℃を下回り、湿度も30%台と爽やかな秋の風が香る24日、鴨川と高野川が合流する出町柳では、対岸に渡れる飛び石が敷かれている清流に大勢の子ども達が膝まで浸かっての魚獲りに興じていました。
子どもたちは、大きな網や手づかみで2センチほどの透き通ったかわいい川エビやまだ3センチほどのゴリ(ハゼ科、学名よしのぼり)などを獲って大騒ぎです。「わー獲れた!」「見て見て、3匹も入ってる!」と喜びの声も。
一方でスルメを付けた糸先を岩場の穴付近にたらした子どもは、アメリカザリガニがスルメを挟むとスッと糸を上げ、獲物をバケツに入れていました。
鴨川と高野川合流地点の河川には山椒魚も生息している清流で、夏の熱い京の町では水遊びができる格好の場所ともなっています。(仲野良典)