「建設的野党の役割果たしていく」 穀田議員が報告街宣
日本共産党京都府委員会は31日朝、京都市下京区の四条大橋で街頭宣伝。自民・公明の歴史的敗退という審判が下った総選挙結果について報告し、「国会内外で建設的野党の役割を果たしていく」と訴えました。
再選を果たした穀田恵二衆院議員・国会対策委員長は冒頭、支援・支持へのお礼を述べた上で、選挙結果について、「自公政治への厳しい審判が下り、新しい政治のプロセスが一歩前進した」と指摘。新しい政権の下での日本共産党の役割について、「建設的野党として、労働者派遣法の抜本改正や後期高齢者医療制度の廃止、障害者自立支援法の廃止に向けて積極的にリードし、消費税増税や衆院比例定数削減には反対していく」と強調。来春の府知事選、来夏の参院選に向けて、「自公政治を終わらせたいという民意をさらに前に進めるために立ち上がっていきたい」と力を込めました。
渡辺和俊府委員長は、「府内で前回を超える票をいただき、府民の期待を改めて痛感しました。今後の政治では、建設的野党の日本共産党がますます重みを増します。引き続きご支援を」と呼びかけました。
成宮まり子参院京都選挙区候補と原俊史(2区)、石村和子(3区)、吉田幸一(4区)の各小選挙区をたたかった候補者もマイクを握り、「人間らしく働けるルールをつくっていきたい」「憲法9条を守り、平和外交への転換を求めていく」と決意を語りました。宣伝では、穀田議員に「おめでとうございます」と声をかける人や握手を求める青年の姿がありました。