秋を呼ぶコスモス
昼間はまだ暑いですが、朝晩は虫の声も聞こえて涼しくなり、秋もそこに来ている感じです。嵐山から始まる桂川のサイクリングロードにも赤トンボやアゲハチョウが飛び、ロードに沿ってピンクや黄色のコスモスが咲いて秋を感じさせます。
写真は西京区の松尾大社付近の河川敷ロードに咲くコスモスで、バックの山は愛宕山です。サイクリングを楽しむ人の顔にもここちよい秋風が横切っています。
コスモスはメキシコ原産のキク科で学名もCosmos bipinnatusで英語も cosmosでいずれもギリシャ語のkosmos(秩序、調和、美しい)に由来し、「繊細なこころ」が花言葉。和名はアキザクラ(秋桜)とかオオハルシャギクとも言われています。黄色い花はキバナコスモスでコスモスとは別種ですが8月初旬から9月いっぱいと開花期間が長く咲いています。(仲野良典)
「こすもすは やさしいうでをのばしている そのひとつひとつのうでのさきには ひとのこころをなごむるものをもっている やわらかげなあきぞらのもとに うすももいろのまるいものらよ」 (八木重吉)