京都市立看護短大 存続し4年制にして
京都市長が市立看護短大を廃止し、佛教大学と統合すると発表した問題で、同短大の学生や卒業生、保護者らが12日、京都市下京区の四条河原町で同短大存続と4年制化を求める署名を集めました。
署名に取り組んだのは、「京都市立看護短期大学の存続と、4年制化を求めるあかね同窓会会員有志の会」ほか、学生や保護者ら21人。
メンバーは、「門川市長は市議会や学生に何の説明もなく、いきなり記者発表した。許せない」「看護短大の学生は、学費が安いために看護短大に入学できた。若者の願いを踏みにじらないでほしい」「看護師不足と言われ、看護師を増やす施策こそ必要。看護短大廃止はそれに逆行する」などと訴えました。
署名に応じた通行人らは、「私立より学費の安い公立の方が、若者が進学できる。公立の看護短大を残すべきだろう」「無理矢理すすめる市長はけしからん」と話していました。
署名は11月に門川市長に提出する予定です。