市立のまま4年制大学に 市立看護短大同窓会が要望
門川大作京都市長が市立看護短大(中京区)を廃止して佛教大に統合する方針を出している問題で、同短大卒業生でつくる「あかね同窓会」(高橋知美会長)は16日、門川市長あてに学生募集を再開することや廃止を撤回して4年制大学化することなどを求め、要望書を提出しました。
要望書では、京都市が一方的に同短大の廃止をすすめていることを批判し、同会の総会で、京都市の手続き方法や市民の保健・医療を守る理念について疑問の声が上がったことが紹介され、▽来年度の学生募集を開始する▽同短大を市立で看護大学化する▽佛教大学と公民協力するに至った経過を明らかにする▽広く市民に意見を聞き、関係職員・団体と協議を続けること―などを求めています。