三千院Sanzen-in Temple
三千院は、別名梶井門跡とも呼ばれ、古くは東坂本に里坊がありました。比叡山延暦寺を開いた伝教大師が、東塔南谷に草庵を開いたのに始まり、京都市中を幾度か移転し、その都度呼び名を変えましたが、明治になって三千院と公称するようになりました。
およそ2600m2の境内には往生極楽院をはじめ、本尊薬師如来(秘仏)・救世観音・不動明王を祀る宸殿、下村観山・竹内栖鳳などの襖絵がある客殿、池泉鑑賞式の庭園・聚碧園、宸殿前の庭園・有清園があり、四季折々の景観を楽しむことが出来ます。
三千院が最も鮮やかになる紅葉は、一部始まっていますが全体としてはまだまだです。青々とした枝先が、朝日を透かして輝いていました。また、苔のみどりも鮮やかで、来月の中旬~下旬には、真っ赤な紅葉がよく映えそうです。
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紅葉スポットDATA
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- 住所:京都市左京区大原来迎院町540 TEL075・744・2531
- 交通:京都バス「大原」下車徒歩10分
- 拝観時間:8:30~17:00(冬季12月~2月 8:30~16:30)
- 拝観料:一般700円、中学生400円、小学生150円
- 紅葉状況:
- 紅葉樹:カエデ
- 三千院公式ホームページ