光悦寺【1】Kouetu-ji Temple
1615年、本阿弥光悦は徳川家康から拝領した鷹ヶ峰の地に一族縁者や工芸職人とともに移り住み、光悦を中心とするいわば芸術村を営みました。その芸術村の足跡を象徴するのが光悦寺です。参道は生垣に囲まれ、了寂軒、本阿弥庵、三巴庵、大虚庵、徳友庵、騎牛庵、自得庵の7つの茶室があります。
お寺に入ってすぐの細い石畳の参道はモミジのトンネルになっていて、まだ葉が青々としていたものの、とても趣のある風景です。
「まだ早かったかな…」と思いながら奥の庭園に入ると、すでに真っ赤に色づいたモミジがたくさんあり、もう十分見頃と言えそうです。
今回訪れたのは平日の夕方で、こじんまりした庭園には誰もおらず、静寂そのもの。さらに雨上がりで少し煙った境内と、露に濡れたモミジが本当にきれいでした。
ここを訪れるのは、雨上がりがお勧めです。
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紅葉スポットDATA
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- 住所:京都市北区鷹峯光悦町29 TEL075・491・1305
- 交通:市バス「鷹峯源光庵前」下車徒歩3分
- 拝観時間:8:00~17:00
- 拝観料:300円
- 紅葉状況:
- 紅葉樹:カエデ