「新基地ノー」が沖縄の願い 県民大会に呼応し宣伝
8日に沖縄県宜野湾市で開かれる「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」に連帯する街頭演説会と宣伝・署名行動が7日、三条河原町で行われました。安保破棄京都実行委員会と京都平和委員会が呼びかけたもので、「心ひとつにして基地のない沖縄をめざそう」と訴えました。
宣伝には、新婦人京都府本部、自由法曹団京都支部、京都宗教者平和協議会、日朝京都府連の各団体メンバーと日本共産党の穀田恵二衆院議員・国会対策委員長、松尾孝府議が参加しました。各氏は、県民大会が、オバマ米大統領の来日を前に、揺れる新政権に目に見える形で「新基地ノー」が県民の総意であることを突きつけるものとして大きな意義があると強調し、「沖縄県民と心ひとつにして基地のない沖縄をめざそう」と呼びかけました。
また、穀田氏は、「岡田外相は選挙中にテレビ討論や演説で普天間基地の県外・国外移設をいいながら、『マニフェストに書いていないから公約でない』などというのは詭弁であり、通用しない」と厳しく批判しました。
県民大会の成功を訴えるチラシの受け取りは良く、新基地許すな、核密約廃棄、日米地位協定改定などを求める鳩山首相への要請署名には、訴えを聞いて戻ってきて署名する人もあるなど41人分が寄せられました。(田中三郎)