興臨院Kourin-in Temple

　興臨院は1520年代に創建されました。重要文化財の表門や本堂をはじめ、「蓬莱の世界」を表現した庭園が見どころです。
　観光客も少なく、ゆっくりと見て回ることができました。本堂にはスタッフが常時何名かおり、境内を丁寧に案内してくれます。
　方丈の廊下伝いに西側の庭園にはヤマモミジが植えられており、葉が赤く染まっているものも多くありました。北側の庭園にはハナノキやタカオモミジが多く、こちらも真っ赤な葉が印象的でした。いよいよ紅葉のシーズンを迎えたことを感じさせる風景でした。
　毎月28日は利休翁の月命日にちなんで月釜会が開かれています。臨時会費1000円でだれでも参加できます。