醍醐寺・三宝院Daigo-ji Temple
醍醐寺は874年、理減大師が笠取山に草庵を作ったことが始まりです。醍醐山の全山が寺の境内になっていて、山上の上醍醐、山裾の下醍醐に分かれています。
非常に広い境内ですが、紅葉を見るのにおススメなのは、五重塔などがある伽羅と三宝院。今回伽羅の方は、山手に入って行くほど紅葉が進んでいるようです。一番奥の弁天堂や祖師堂のあたりはもう見ごろといっていいのではないでしょうか。
そして必見なのは三宝院の庭園。豊冨秀吉が「醍醐の花見」(1598年)の際、自ら基本設計したといわれています。大きな池を囲んで、手前には石庭、さらに松やサクラが植えられ、変化に富んだ景観は見ていて飽きません。そして今の主役はもちろん赤、黄に染まったモミジです。まだ紅葉が進んでいない緑の葉と相まって本当にきれいです。あいにく三宝院内は写真撮影禁止なので、もどかしい思いをしながら庭園を後にしました。
どんなに素晴らしい景色かは、実際に足を運んで確かめてみてください。本当に、本当におススメです!!
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紅葉スポットDATA
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- 住所:京都市伏見区醍醐東大路町22 TEL075・571・0002
- 交通:地下鉄東西線「醍醐」下車徒歩10分
- 拝観時間:9:00~16:30(17:00閉門) 12/7~2/末9:00~15:30(16:00閉門)
- 拝観料:一般600円、高・中学生300円
- 【大菊花展】11/3(火・祝)~11/23(月・祝) 三宝院
【献茶式】11月中旬 金堂 - 紅葉状況:
- 紅葉樹:カエデ、サクラ
- 世界遺産 京都 醍醐寺