泉涌寺【1】Sennyu-ji Temple
戦後までの700年間、門を閉ざしていた泉涌寺。月輪山の麓に抱かれて静かに歴史を刻んできました。1242年(仁治3年)に四条天皇が葬られて以降、歴代天皇の菩提所として信仰を集めてきました。
皇室の関係から、侍従の間、勅使の間、玉座の間、女官の間、門跡の間、皇族の間などがあり、設えが少しづつ違うものの、狩野派による襖絵をはじめ、狩野山雪の蟠龍図、狩野探幽の白衣観音像などが見られるのも魅力です。
天皇の玉座から見えるようにつくられた庭「御座所庭園」のカエデ、モミジは今が見頃です。池の築山として植えられているイロハモミジは黄色と真っ赤、そしてまだ緑と見事なグラデーションを見せています。池に落ちたモミジ葉、池に沈んだモミジ葉もまた彩りを添えています。
境内には丹精込めてつくられた菊の展覧会が開かれており、珍しい菊の種類も楽しめます。
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紅葉スポットDATA
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- 住所:京都市東山区泉涌寺山内町27 TEL075・561・1551
- 交通:市バス「泉涌寺道」徒歩7分
- 時間:9:00~17:00
- 拝観料:一般500円、中学生以下無料(保護者同伴)
- 紅葉状況:
- 紅葉樹:カエデ
- 御寺 泉涌寺|公式サイト