安上がり保育に怒り感じる 宇治で市民運動交流会
21宇治市民ネット(山崎彰代表)と民主府政の会宇治連絡会(須田稔代表)は21日、「ゆめりあ宇治」で市民運動交流会を開催し、6人の報告と会場からの発言で交流しました。
帆足宇治市議(日本共産党)が、久保田市政は国保料や介護保険料など市民負担を増やしていると批判。防災を考える会は、国交省が進める「天ヶ瀬ダムに巨大トンネルを掘り、宇治川に1500トン/秒の大量の水を長期に流す計画」の危険性とであり、塔の島付近の景観破壊を告発しました。
また、医療と国保を良くする会は、他市なみに一般会計から繰入金を増やし、宇治市の高い国保料の引き下げをめざす運動を報告。槙島保育所の廃園を許さない運動をすすめている保護者は「安上がりの保育をすすめる宇治市に怒り感じる」と述べました。
夢ある学校をつくる会は、宇治小学校の敷地に小学と中学の併設は安上がりな教育が狙いと市を批判し、「その犠牲は子ども達。小学校として建替えて子ども達にのびのびした小学校生活を送らせたい」と発言。西大久保団地の住民は、「府営西大久保団地には300戸も空き家がある。府が住宅改修費をつけないから募集できないでいる。知事は家主。温かく心かよう関係を」と訴えました。教職員組合から30人学級の実現、英語の専科教師の配置、父母負担軽減の取り組みや、参加者から開浄水場を守る運動などの報告があり、活発に交流しました。
宇治市民ネットの宮本繁夫代表委員は、「市長選挙後も市民の運動が広がっており、今後もお互いの運動の交流をすすめたい」とのべました。(M)