後期高齢者医療制度は廃止を 京田辺でライフウオーク
後期高齢者医療制度廃止など暮らしの要求実現を訴える「ライフ・ウオーク」が23日、京田辺市で取り組まれました。
「後期高齢者医療制度廃止で協力する連絡会」が同制度廃止の世論を盛り上げるとともに、「子どもの医療費を無料に」、「介護保険の充実を」、「暮らしに憲法を生かそう。9条を守ろう」の切実な要求実現もアピールするため呼びかけたもので、約40人が参加しました。
参加者は、要求を書いたプラカードなどをもって同市内のアルプラザ前を出発。道行く人にアピールしながら歩き、途中、新田辺駅西口やスーパー前では各団体の代表者がハンドマイクで思いを訴えました。
ゴールとなった田辺団地集会所では、綴喜地労協などが「暮らしの何でも相談会」を開催し、ライフウォークの参加者をおにぎりと豚汁の炊き出しで出迎えました。
集会所前で行われたまとめの集会では、後期高齢者医療制度廃止署名に積極的に取り組んだ地元自治会の役員があいさつしたほか、連絡会呼びかけ人の1人として、塩貝建夫・日本共産党京田辺市議団長も連帯のあいさつをしました。
炊き出しの後には有志による京都府政学習会なども開かれ、後期高齢者医療制度の廃止をはじめ暮らしの願いを実現しようとみんなで交流し合いました。(青木綱次郎)