城陽下水道工事 談合情報どおりの業者が落札 市は入札無効に
城陽市は8日、同市が今月2日に行った下水道工事「富野3号関連(第5工区の5)面整備工事(その2)」の入札について、事前に寄せられた談合情報と落札業者が一致したとことから「疑惑をぬぐい去れない」として入札を無効としました。
談合情報の提供を受けて市は、入札前に参加業者に対し入札金額積算書の点検や事情聴取を実施。談合疑惑の情報を裏付けるものは見つかりませんでしたが、情報と落札業者が一致したことから談合マニュアル(城陽市入札不正行為疑惑対応処置)にもとづき入札を無効としました。
公募型指名競争入札で行われた入札には21社が参加し、有限会社フェニックスジャパンが4370万円(予定価格の92.9%)で落札していました。市は、設計を見直した上で「一般競争入札方式」で改めて実施することにしています。