「中小業者応援してこそ京都経済再生できる」 中小業者のつどい
京都府商工団体連合会は21日、京都市南区の京都テルサで中小業者のつどいを開き、550人が参加。今年4月の府知事選挙で門ゆうすけ候補の勝利と、府に中小業者への緊急救援を求める署名を広げることを誓い合いました。
門さんは、府が構造改革路線で大企業やベンチャー企業への支援を重視し、中小企業支援を切り捨ててきたことを批判。「京都経済の中心を担い、労働者の7割が働いている伝統、地場産業や中小業者を応援してこそ、経済再生ができる」と強調しました。
また、府内各地を訪問して子どもを心配する声が多いと紹介。京都府の出生率が1.15と、全国で下から2番目であると指摘し、「子どもを生み、育てやすい社会にするために、子どもの医療費を小学校卒業まで入院も通院も無料にします」と訴えました。
署名は、▽中小業者向け予算を増額すること▽休業補償、家賃、固定資産税、リース代などの固定費を支援すること▽住宅改修助成制度の創設▽子どもの医療費を小学校卒業まで入院・通院も無料にし、65歳以上の高齢者の医療費負担を軽減する、などを求めています。
あいさつした、日本共産党の成宮まり子参院京都選挙区候補は、2010年代を国民が主人公の政治に転換するものにしたいとして、「府知事選での門さん勝利から、日本全体を暮らし優先の政治に変えたい。参院選でもいっしょにがんばりましょう」と呼びかけました。