京都大学OB会 4月の府知事選で勝利を目指す「民主府政の会」の門ゆうすけ候補を応援しようと、門さんの母校の京都大学OBらによる集いが23日、京都市左京区の京大会館で行われました。
 呼びかけ人代表の岩井忠熊立命館大学名誉教授があいさつし、「私は戦時中に、当時の京都帝国大学に入学した。戦前、蜷川虎三さんの講演を聞いた学生たちが民主府政を支えた。私たち京大の卒業生で門さんを支えよう」と呼びかけました。
 門さんは、現府政の構造改革路線を批判。府北部や南部での医師不足を紹介し、「私は医師としてがんばっても、府民の医療充実には限界がある。知事として医療・介護の充実をはかりたい」と訴えました。また、「総選挙で国民は『構造改革ノー』と声をあげた。今度は府政で構造改革をしたい。府民の願いを結集すれば必ず勝てるので、みなさんのご支援よろしくお願いします」とのべました。
 参加者からは、鰺坂真関西大学名誉教授、広原盛明京都市民フォーラム代表、久米弘子弁護士、大西広京都大学教授、岩橋祐治京都総評議長や日本共産党の井上哲士参院議員、渡辺和俊府委員長らが激励。「京都で民主府政の実現を期待している」(鰺坂氏)、「門さんの勝利は京大教授を勇気づける。私もがんばりたい」(大西氏)、「現知事は、これまでオール与党で応援してきたどの党からも推薦をもらえず、いまだに出馬を表明できずにいる。府政を転換する門さんが有利」(岩橋氏)、「京都で国民の願い実現をもっと前にすすめるために、門さんの勝利に全力を尽くす」(井上氏)とのべました。