「学びとは主体的に勉強すること」 民青立命館大文学部班
民青同盟立命館大学文学部班では、5月10日(水)に新入生歓迎会企画として大学の先生を招いての講演会を行いました。内容は「学び」というテーマに沿って、学生時代に学び・実践する事の意味を話してもらいました。
『学びの一歩』の著者の一人でもある先生は、「学び」という言葉に「主体的に勉強する」という意味を込め、そしてそんな「学び」をするためには、疑問を持つことが重要であると語ってくれました。先生は、「講義を聞くこと=勉強ではなく、その時生じた疑問について自分で調べることが勉強することなのだ」と言います。
講演の中では、BSEの問題や米軍基地の再編問題など、現実のなかに見出せる様々な疑問について延々と語ってくれました。特に「人が人を殺すのは何故か?」という疑問については、『ソロモンの指輪』を書いたコンラート・ローレンツの研究を用いて、大量に人を殺さないため、武器を持たないことの必要性にまで言及してくれました。 この話では、国の平和を守るために軍を持つことに対する矛盾を指摘していると感じました。
他には、学生時代の読書の大切さやフィールドワークの意義についても語ってくれました。
参加者からは、「学習に対するモチベーションが上がった」「勉強に対する不安が期待に変わった」という感想が述べられていました。この講演会で文学部班は2人の新たな仲間を迎え、また一つ自信を持つことができました。(KEIYA)