門さんで府政を変え、国民が主人公の政治へ 3200人を前に志位委員長
日本共産党の志位和夫委員長を迎えた街頭演説会が14日、京都市下京区の京都駅前で行われ、志位委員長は知事選勝利を訴えました。「民主府政の会」の門ゆうすけ知事候補と同党の成宮まり子参院京都選挙区候補が政策を語り、府知事選と参院選の勝利を訴えました。
駅前を埋めた3200人の聴衆を前に志位委員長は、鳩山政権が沖縄の米軍普天間基地撤去を打ち出さず、後期高齢者医療制度も廃止しないなど、「民主党政権が国民を裏切っている」と批判。京都府政について、「相手陣営が以前の『活力ある京都をつくる会』から『希望の京都をつくる府民の会』に変えたのは、京都の活力を作れないと自ら認めたもの」と指摘しました。
高すぎる国保料の問題や不況で苦しむ中小企業、大企業から「派遣切り」された労働者の問題などを取り上げ、「こうした府民の苦しい思いにこたえられるのは門ゆうすけさんだけです。門さんの勝利で本物の地方自治を取り戻し、京都から国民が主人公の新しい“門”を開こうじゃありませんか」と訴えました。
門候補は、子どもの医療費を小学校卒業まで無料化するなどの子育て施策、中小企業支援、医療・社会保障施策を訴え、「いのちの平等、暮らしの再生実現のために全力を尽くします。京都府を変えて、京都市も変え、国の政治も変えなければなりません。ひと・いのちが大切にされる府政を実現します」と決意を述べました。
成宮候補は、京都駅でのホームレス支援ボランティアでの体験や、高すぎる国保料に苦しむ市民の実態を告発。「いのちを奪う府政を変えて、いのちを守る知事を誕生させましょう。門ゆうすけさん勝利のため心一つにがんばります」と訴えました。