春の古本市 ゴールデンウィーク恒例の「第28回春の古書大即売会」(京都古書研究会主催)が京都市左京区のみやこめっせで始まりました。5日まで。
 京都、大阪、奈良、岡山、徳島の42書店が参加し、90万冊以上の古書を販売。昨年に引き続き、各書店の京都にまつわる本を並べた京都コーナーも設けられています。
 
 考古学を専攻しているという大学2回生の女性(北区)は、「専門書は値段が高くてなかなか購入できないので、こういう機会はすごく助かる」と話し、思想・哲学書を30冊ほど購入した男性(51)=枚方市=は、「毎年、春、夏、秋、どの古本市にも参加しています。本との出合いが楽しみです」と満足気でした。
 同会広報の草木篤男さんは、「古い本から新しい本まで幅広いジャンルの本を揃えており、見るだけで価値のある資料も展示しているので、ぜひ多くの人に来てほしい」と話しています。
 午前10時から午後4時45分まで(5日のみ午後4時まで)。