京都市、水族館許可の姿勢示す 共産党、中止を要求
京都市は6日、市議会まちづくり消防委員会でオリックス不動産が京都市下京区の梅小路公園内に建設する水族館計画ついて、週明けにも、都市公園法にもとづく設置許可する方向を示唆しました。日本共産党は、市民合意のない許可はすべきでないとし、計画中止を求めました。
市は、オリックス不動産から市長宛に出された水族館計画の許可申請(4月23日)について、計画を諮問した「京都水族館(仮称)整備構想検討委員会」を開催せず、各委員から個別に7日までに意見を求め、その上で決定したいとしました。
日本共産党の各議員は、「検討委員会を開催し、十分に審議してもらうことが、最低限の手続きだ。多くの市民は、計画に反対している。民主主義のルールも果たさないまま、市民の声を無視して許可すべきでない」と追及ました。
市は、「検討委員会の開催は必要ない。計画を推進する」との答弁に終始しました。