普天間基地撤去宣伝 「平和憲法を守り、自衛隊の海外派兵・有事体制に反対する京都共同センター」は20日、四条河原町の阪急百貨店前(下京区)で沖縄・普天間基地の無条件撤去を求める署名宣伝を行いました。
 メンバーらは、普天間基地のある宜野湾市の航空写真が載ったチラシを配布。普天間基地は海外に先行攻撃するための米海兵隊部隊の基地で、周辺に9万人の市民が生活し、121カ所以上の公共施設が隣接している世界一危険なものと指摘。「政府は徳之島や全国の自衛隊基地に分散させようとしているが、日本のどこにも米軍・海兵隊はいらない。無条件で即時撤去すべき」と訴えました。
 署名した男性(21)は「基地の隣に小学校があることを知り驚いた。鳩山首相は国民のことを思うなら基地をなくすべき」とのべ、京都市内在住の女性(50)は、「民主党が解決するといって基地問題が動いたことは評価するけど、元の案に戻すのなら意味がない。アメリカに返還できるなら、それが一番いい」と話していました。