「普天間基地撤去へ共産党の議席伸ばして」 赤嶺衆院議員が訴え
日本共産党京都府委員会は21日、京都市下京区のシルクホールで同党の赤嶺政賢衆院議員を招いて「沖縄の普天間基地無条件撤去のたたかいに連帯する演説会」を開催。赤嶺氏は「米軍基地を撤去するには日本共産党の議席を伸ばすしかない」と訴えました。
700人の参加者に赤嶺氏は、日米両政府が5月末に普天間基地の移設先を辺野古沖にする現行案で合意しようとしていることに「沖縄県民にとっては、『最低でも県外』と約束したことをくつがえされた上に、頭越しにアメリカと話し合われている、二重の裏切りだ」と批判しました。
その上で、日本共産党は対米従属の政治を抜け出すと綱領でうたっていることを示し、「沖縄の心に応えているのが日本共産党の綱領だ。綱領で安保破棄を訴えている共産党の議席を伸ばすことが、県民の願いに応えることだ」と訴えました。
同党の成宮まり子参院京都選挙区候補が、16日に行われた普天間基地包囲行動について報告。「基地を撤去できるかどうかは、参院選で安保を破棄する勢力が伸びるかどうかがカギ。沖縄のためにも、安保破棄するために京都で勝ちたい」と決意を述べました。
(詳細は「週刊しんぶん京都民報」5月30日付に掲載)