口蹄疫感染防止強化申し入れ 日本共産党の成宮まり子京都国政委員長(参院京都選挙区候補)と同党府議団(新井進団長、11人)は28日、府農林水産部に対し口蹄疫感染防止対策を求める申し入れを行いました。
 申し入れでは、4月20日に宮崎県で確認された口蹄疫による畜産被害について、(1)感染防止を徹底する(2)素牛の供給対策を講じる(3)感染ルートの解明に国が全力を挙げるよう求める──を要望しました。
 対応した小田一彦農林水産部副部長は、「口蹄疫の感染防止に向け、効果がある炭酸ソーダを畜産農家に無料配布し、徹底を呼び掛けている。府から宮崎県に獣医師も応援派遣もしている。鳥インフルエンザの教訓を生かし、庁内での連携もしている」とのべました。
 松尾孝府議らは「畜産農家は郵便配達や宅配などにもピリピリしている。重ねて消毒指導の徹底とともに、感染ルートの解明を早期にお願いしたい」と求めました。