宮津演説会 日本共産党の市田忠義書記局長を迎えた演説会が6日、宮津市の宮津会館で開かれ、会場いっぱいの750人が参加しました。市田氏は成宮まり子参院京都選挙区候補らとともに、政治を前に動かす日本共産党の躍進を訴えました。
 市田氏は、鳩山首相の退陣にふれ、普天間基地、後期高齢者医療制度など国民が変えてほしいと願った肝心要の問題で公約を裏切り続けたことへの国民の怒りに包囲された結果だと強調。その上で、暮らしと景気、普天間基地、参院選での政党配置、創立88年の日本共産党の値打ちを語りました。
 この中で市田氏は、普天間基地問題について、米軍が国際法に違反して住民から土地を奪って造った歴史を語り、「別のものをよこさなければ返さないという無理無体はない」と批判。「解決方法は無条件撤去しかなく、その主張をし、行動しているのは日本共産党だけ」と述べ、アメリカにも財界・大企業にもモノが言える日本共産党の躍進を訴えました。
 最後に市田氏は、「今度の選挙は絶好のチャンス。やるべきことをやって、1968年に河田賢治さんが獲得した定数2の京都選挙区の議席を勝ち取ろう」と成宮候補必勝を呼びかけました。
 成宮候補は、戦争のための基地建設反対、母親として命を守る、人間らしく働けるルールづくり―の3つの原点に基き、行動してきたことを詳しく紹介。「国民のたたかいと日本共産党がスクラムを組めば政治は変えられる。今度こそ皆さんの願いを届ける議席を取り戻させてほしい」と力を込めて訴えました。
 演説会では、吉田さゆみ京都5区国政委員長が成宮候補の府北部を中心とした活動と実績を紹介。また、宮津・与謝地方森林組合の岡田一郎代表理事組合長、舞鶴市農業委員会の石束輝己会長、有限会社田井水産の丸山好社長、舞鶴げんきっこ委員会の花崎紀子さんのメッセージが紹介されました。

 6日、宮津会館で開かれた演説会で、13日告示、20日投票でたたかわれる宮津市議選(定数16、2減)に立候補する現職3候補(宇都宮和子、馬谷和男、長林三代の各氏)が紹介され、宇都宮市議団長が必勝の決意を述べ、支援を訴えました。
 また、綾部市議選(8月)の4候補、舞鶴市議選(11月)の4候補が紹介されました。