06日本アンデパンダン展(日本美術会主催)が21日まで、京都市美術館で開かれています。同美術会は、画家の戦争協力の反省から始まった集まりで、展覧会は今年で59回目です。無料。
 出展作品は、油絵や日本画、書、彫刻など177点。京都からは13人が出品しています。イラク戦争や広島の原爆、チェルノブイリや大気汚染をテーマにした作品が目立っています。「Iraq Body Count 9270(03-5)」はイラク戦争で亡くなった人数分の遺伝子を1本づつ線で表した大作。「石棺とコウノトリ」はチェルノブイリの風景を抽象的に表しています。
 問い合わせ先は事務局TEL075・982・8770(岡田方)。