高校生春討 裁判員制度考えよう
第58次「京都高校生のつどい 春季討論集会」(春討、同実行委員会主催)が20日、京都市下京区の龍谷大学大宮学舎で開かれ、高校生ら150人が参加しました。
高校生らが裁判員制度について考えようと、強盗事件における裁判を劇で披露。劇を受けて全員で、「自分ならどんな判決を下すか」と討論しました。
大前治弁護士が相談役となって討論に参加し、「被告、原告の証言をその人の立場で考え、証拠がどういう経緯で裁判所に提出されたのか想像しないと、えん罪になる可能性がある。よく考える力を身につけてほしい」と述べました。
参加者は「なぜ仕事が探せない?」「留学生と異文化交流」「介護されるってどんな感じ?」「音楽を通じて仲間つくり」「京都の歴史散歩・フィールドワーク」など8つのテーマの分科会で討論。バンド演奏など楽しみました。