広島原爆の日─真鍋大山崎町長、平和市長会議加盟などを語る
6日、広島は65回目の原爆の日を迎えました。広島、長崎両市が核廃絶をめざして呼びかけた平和市長会議には、世界144カ国・4069都市、日本では785市町村が加盟しています。京都では現在、14市町が加盟しています。このうち、乙訓郡大山崎町は09年8月、平和市長会議に加盟しました。真鍋宗平町長に加盟した動機や町の今後の平和施策について、語ってもらいました。
◇
町では既に95年12月、非核平和宣言を決議しています。平和市長会議に加盟した背景には、この間の核兵器廃絶に向けた世界の大きな流れがあります。もう一方で、町民の平和を求める運動や世論も後押しをしました。
町では今年から、町民が戦争体験を子どもらに語る「君に平和を伝えたい」」をスタートします。これは終戦記念日の15日午前10時から、大山崎ふるさとセンターで開きます。世代や地域を超えて、みんなが参加でき、平和を考えてもらう事業を、今後も進めたいと思っています。
平和施策は、一過性のカンパニアではいけません。日常的で持続的な取り組みにしなければなりません。住民が主人公の立場で一歩一歩進め、平和が生活の中にしっかり根づいていくようにしたいですね。